静かな独り言

泣かないで、君が好きだよ

7年前の一等星

くんさんを見てると謝りたくなるのは私だけかな。どこか自分の後ろめたいところを全部全部覗かれてる気になるのは私だけかな。きみに隠し事をしてもすぐにバレそう。

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くんさんくんさん、私、きみがすきだよ。

 

自分の大切なとこ何も教えてくれないのにどこか教えてくれるところも全部全部すきだよ。

 

あのね、私ね、きみのことを旦那って表現するの嫌なの。きみがとっても素敵な人でみんなが旦那って言うのわかるよ。だけどね、嫌なの。君がその枠の中でしか息が出来なくなるかもしれないって、君は優しい人だからその枠に自分をはめようとするんじゃないかって思うから嫌なの。

 

え、考えすぎ?そうかな、くんさんだったらそう言うね。ごめんね。

 

あ、ほらまた謝っちゃった。

 

なんで謝っちゃうんだろう。私の方がくんさんを自分の枠に収めようとしてるからかな。オタクってそうだよね、きみたちのこと全然知らないのに全部知った気になってる。ばかだねぇ。

 

今地球に届いてる星の光はいちばん近いとこで7年前の光が届いてるんだって。私とくんさんみたいだね。7年前の光は今の私たちを見てはいないけど私たちにとっては大切な光で。ほら、ね、私たちみたい。

 

 

だけど私はくんさんが好きだよ。

 

 

こんな私が好きになってごめんね

勝手にきみを心の中で想像してごめんね

いつも頑張ってるきみに何も返せなくてごめんね

私の隣にいてくれないことが嫌だと思ってごめんね

いつも笑顔で陽の部分を見せてくれてごめんね。

ありがとう。

 

 

 

 

ああ、くんさんを見てると謝りたくなって、ありがとうって言いたくなる。どうしてだろう。

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2021.12.09